作業着は汚れやすい現場で着るため、頑固な汚れがつくことが多いです。そんな頑固な汚れを落とせなくて、困っている人は多いかもしれません。そこで話題になっているのが酵素系漂白剤のオキシクリーンです。作業着の汚れを取るほどに強力な洗浄力があります。
ただ、使い方にはポイントがあるのです。ここではオキシクリーンを使って、作業着をきれいにした私の体験談を紹介していきます。
作業着の汚れはなかなか落ちない
作業着の汚れは一般的な汚れとはレベルが違う場合が多いです。油汚れ、大量のホコリ、汗の臭いなどが重なって、複合的に汚れている場合もあります。そんな作業着を何度洗っても、汚れがきれいに落ちないことが結構ありました。
洗濯機から排出されている水はかなり汚れていることがあったのですが、作業着はそこまできれいになっている感じはしませんでした。そこで考えたのが作業着が汚れすぎていて、普通の洗剤ではきれいにならないということです。
この考えはオキシクリーンを使うようになってから、間違えていなかったと分かりました。ただ、それまでは一般の洗剤の中で、作業着をきれいにしようとしていたのです。無理だと気づくまでにあまり時間はかかりませんでした。
何度洗濯しても、きれいとは呼べない状態だったからです。他の衣類は普通にきれいになるのに、作業着だけがきれいにならないのです。そうなると、作業着をどうしてもきれいにしたいと思うようになりました。そこから作業着をきれいにする洗剤探しが始まったのです。
このときに考えていたのは、クリーニング屋さんに出したときのきれいさでした。そこまできれいにしたいと考えていたのです。たどり着くまでにはかなりの時間と手間がかかりましたが、オキシクリーンを見つけることができました。
オキシクリーンを使い始めてから、さらに研究を重ねたのです。
オキシクリーンは50度前後のお湯につけると効果が出やすい
オキシクリーンと出会ってから、オキシクリーンの効果を最大限に発揮できるようになるまでには時間がかかりました。その理由は温度だったとあとで理解した記憶があります。始めてオキシクリーンを使ったときは、普通に洗剤として使ったので、効果をそこまで実感することができませんでした。
洗剤はすべて洗濯機に入れるものだと思っていたからです。漂白剤だから浸けておくという感覚がありませんでした。その点に気づいたので、浸けてから洗ってビックリしました。きれいになっていたからです。その時点でかなりきれいだったのですが、まだクリーニング屋さんの綺麗さには届きませんでした。
そんなときに、重要な情報として教えてもらったのが温度だったのです。40度から60度の間にしたお湯にオキシクリーンを入れると、効果をさらに発揮すると聞きました。正直半信半疑で試したのですが、効果抜群でした。
温度を変えるだけでこんなに変わるのかというほどに、きれいになったのです。教えてもらわなければ、温度に気づくことはなかったでしょう。お湯にしたからといって何かが変わるとは、思っていなかったからです。温度で変わったことに驚きました。
浸けるときには溶液をしっかり混ぜて作る
漂白剤という言葉からオキシクリーンは勝手に混ざると思っていました。しかし、なかなか混ざらないものです。溶液がしっかりできない状態で作業着を浸けても、きれいにならないことがありました。作業着の汚れを取るには、しっかり混ぜたオキシクリーン溶液が必要なことが分かったのです。
ただし、混ぜるときには素手で混ぜると危険です。肌荒れを起こす恐れがありますので、素手ではやめておきましょう。ゴム手袋でかき混ぜるか、泡立て器で泡立てる方法がいいでしょう。間違って素手でオキシクリーンを触ってしまったときには、酢やクエン酸を手に馴染ませるといいです。
私は素手で触ってしまい肌が溶けている感じがしたので、慌てて酢をかけた覚えがあります。
このような失敗は他の人もしてしまう恐れがありますので、対処法を覚えておくと損はないでしょう。オキシクリーンは強力ですが、使い方には注意が必要なのです。使い方を間違うと自分の肌を傷つける恐れがあるものになります。
20分以上は浸けておく
オキシクリーンを使うポイントとして、浸けておく時間は重要なポイントです。オキシクリーンに浸ける時間として、20分は最低でも浸ける必要があります。20分以上浸ければ最低限の効果を発揮します。そこで私が考えたのは長く浸けておけば、それだけ効果が高いのかということです。
実はこの考え方は正しくありません。6時間以上浸けても、効果はなくなります。オキシクリーンを使うなら、最長でも6時間で十分なのです。私の実感としては、20分以上浸けておけば、そこまで変わらないと感じています。
ただし、かなり汚れている作業着の場合は、長く浸けておいた方が汚れが落ちると思います。1時間以上浸けておくと、かなりの汚れが落ちたと感じられるでしょう。また、6時間以上浸けても効果がないのであれば、1晩浸けておいてもいいのかもしれません。
間違えて1晩浸けておいたことがありましたが、きれいに汚れは落ちました。ただ、それが1晩浸けた効果かどうかは分かりません。色落ちなどを気にする人は浸けすぎには注意が必要でしょう。
浸けたあとは通常洗濯かさっと洗ってすすぐだけ
オキシクリーンに浸けた後で、さらに洗いたいと思う人は多いかもしれません。しかし、それは余計なことになります。通常洗濯かさっと洗うだけで十分なのです。私はこれに関しては、かなりしっかりと確かめました。オキシクリーンに浸けた後に、しっかりと洗ったこともあります。
その結果として分かったのは、オキシクリーンが高い洗浄力を持っているので、必要ないということでした。作業着の頑固な汚れといっても、オキシクリーンの洗浄力には勝てないのです。
私はそれをしっかり証明するために、洗い方をいくつか変えて試してみました。どの洗い方でも、きれいさは変わりませんでした。オキシクリーンを使うのであれば、洗い方にはこだわる必要がないのです。そこまで浸けたことで作業着がきれいになっているからです。
ただし、オキシクリーンを洗い流すためにも通常の洗濯は必要でしょう。残ってしまうと、肌荒れの原因になる可能性があります。確実に流してから着るようにすることが大事です。私がオキシクリーンを使うようになってから、作業着の汚れが気になったことは少ないです。
それほど洗浄力に優れているのです。